「月次決算」とは簡単に言ってしまえば、”毎月決算をすること”です。 そうなると、「そもそも決算とは何か?」ということになります。 年に1回おこなう決算とは、経営成績と財政状態を明らかにすることです。 「損益計算書」・「貸借対照表」・「キャッシュフロー計算書」など聞いたことがあるはずです。 では、「なぜ決算は年に1回ではダメなのか? 」 答えは、”数字が生ものだから”です。 1年前の数字を眺めていても遅いのです。 遅いどころか、誤った選択をしかねません。 問題点を早急に見つけ、その改善を1ヶ月単位で検討する必要があるのです。 問題点すらわからない状態では戦略の立てようもありません。 業績が悪化する時は、そのずっと前に数字に兆候が現れているはずです。 徹底的に分析します。 まずは、売上高、次に売上総利益、営業利益、経常利益と順に見ていきます。 値下げによる売上減や広告費の増大はもろに営業利益率の低下に繋がります。 数字はうそをつきません。 月次決算による、早期発見・早期治療により、リスクが大幅に軽減されるのです。 会社が使えるお金には限界があります。 最適な投資をして、より多くのリターンを得るためには、